売れる本 | 書籍流通の裏ブログ

売れる本

工藤です。


今日も夕方から天気が悪く、雨っぽいですね・・・


6月だから仕方ないか。



最近ふと思うこと。


何でこの本が売れているのか、ということ。


つまり、同じような本がたくさんあるのに、


何でバカ売れする本と、全く売れない本に分かれるのかということ。


ちょっと先輩営業マンに聞いてみた。


「そんなのわかんねぇよ」


ちょっと先輩編集者に聞いてみた。


「それが分かったら苦労しないね」


・・・・


・・・・


・・・・


どんな本でも「売れる」と思って出版される。


だけどほとんどの本がたいして読まれず闇へと消える。


本屋さんに聞いてみた。


「本屋が売りたい本が、売れる本だよ」


つまり、書店が売ろうとすると売れる、ということ。


確かにそうだと思う。


売る人たちが協力してくれなければ売れない。


でもいい作品じゃないと、協力してもらえない。


だからまずいい作品を出すことが大事。


その次に売り場でのアピール(=営業)が大事。


これが今日の結論です。