棚卸終了 | 書籍流通の裏ブログ

棚卸終了

ツツイです。

今年上半期の棚卸も14夜から15朝にかけ無事終了。

我々の店舗では、毎年2月と8月に実施しています。

現在庫の総量を附上(つきあげ=チェック)して

仕入れ伝票とつき合わせて

「無いはずの在庫が、なぜかある」

「入荷しているはずなのに、実際は無い」

あってはならない数々の事態を明らかにします。

つまりは万引きの実害数値がわかってしまう。

マイナス○○○○千で済めば万々歳、そんな世界です。いいのか・・・

いや!よくない!


さて実際に、当日の深夜実働部隊として動いていただくのは専門業者さん。

我々売場スタッフは前日までに

棚、棚下、倉庫の整理。代金引換の処理終了調査。

不動向商品(いわゆるショタレ)の隔離。

常備品の入れ替え速度を加速。

これから入る予定の常備品は入荷を一時留めてもらう。

など、など。

最後の最後、閉店直後に、売場のサンプル商品や紛らわしいPOP、配布物や販売促進物を撤去

(附上は開店中にまず倉庫からスタートするので)。


一連の動きの中でも返品は焦点!ガツガツ返品!売れないものは返品!

逆に売れる商品は当たり前のように持っていないとまずい。

しかもお盆休み中なので追加効かない。


初速は遅いけどロングで売れそうなもの

書評次第で化けそうなもの

このあたりをどうしていくかが毎回ジレンマです

(棚卸期に限ったことではありませんが)。


例  『東京の公園と原地形』けやき出版